十勝というまち

私は北海道に行くとしたら札幌旅行をメインにしたいと思っていましたが、いろいろ調べているうちに十勝にとても興味が出てきました。


十勝内陸の町のすべては、必ず十勝川の流れのどこかにつながっています。


帯広、池田、本別、芽室、清水、新得、士幌、足寄などどれを選んでも、必ずこの柏の葉の葉脈に寄生した昆虫の巣のような、生きる者の集団です。


この葉脈からはずれているのは、広尾港だけです。


十勝という地名は十勝川の名からでたといいますが、普通こうした大きな川は、その流域で生活する人々は、本流とか大川という意味のシベツと呼びならさして、固有名詞を使わないのです。


もし十勝川からでたとすれば、この川の雅語によるものかもしれません。


トカプチとは乳房という意味でもあるといい、昔石狩と十勝の酋長との間に争いが起ったとき、十勝生れで石狩で育ったものが使いにたち、


「十勝といっても、石狩といっても、同じ石狩の大山(大雪山)に源を発している二つの川によって育てられている、いわば二つの乳房を分け合って育った乳兄弟ではないか」


・・・といって説得して争いを解決したという伝説があります。


したがってこの鮭の豊かに湖る川を、乳房なる川、母なる川と敬愛して呼んだとしてもこじつけにはなりません。


しかし別にこの地方にいた小人のコロポックルを十勝人が虐殺したので、呪われて「幽鬼(トカプチ)」と呼ばれたともいいます。

資金のやりくり 8

この方法は、手形のサイトが業界の慣行などによってだいたい一致しているところではよいのですが、サイトに変動が激しく、60日の手形もあれば、210日の台風手形もあります。


ひどいものになると、300日を越えるお産手形もまざるというような場合には、今日落ちる手形がこのページにあるかと思えば、3ページも前にもあるという工合に、受入日付順に記帳したものから拾い出すのに、意外な手落ちの生ずることもあります。


そこでこのような場合には、ノートなどを利用して、決済月(旬)別に1ぺージずつとっておき、満期月(旬)にしたがって記録しておけば、資金繰りのうえから手落ちがなくてすみます。


またこのような帳簿によらないで、手形1枚につきカードを1枚作成し、各カードに手形金額、満期日、決済場所、名宛などを書き込んで、そのカードを日付順にならべて保存する。


決済の済んだカードはそれから取りはずして、別に保存するという方法も便利なものと思われます。


いずれにせよ、資金繰りのうえからは、現在の手形の残高が、いくらあるかという総額を把握すると同時に、それが決済日順に洩れなくわかるような記録を作っていくことが必要だと思われます。

資金のやりくり 7

今回は、売掛金、買掛金に関する帳簿について。


これは一般には、会計では売掛金・買掛金の総額を正しくつかんでいき、得意先別の明細は、販売係に得意先別の元帳をおき、仕入や購買係には仕入先別の元帳をおいておき、販売係・仕入係が個々の取引先に対する債権債務の管理や、それにともなう請求その他の事務を行ない、その合計が会計の元帳と一致するようにしていくのが普通のようです。


しかし、資金繰りのうえからは、このような売掛金、買掛金が現在いくらあるか、それはいつ回収される見込みか、また支払わなければならないのかということがわからないと困ります。


なので、関係部課に1月ごとに、場合によっては半月あるいは10日ごとに、売掛、買掛の発生高、回収見込み、支払予定を連絡させましょう。


ノートに線を引いた略式の帳簿でもいいから、この増減関係や、予定と実績のずれを正確にしておき、予測のたてやすいようにしていかなければなりません。


つぎに、受取手形、支払手形の記録が重要であります。


会計の帳簿というものは、取引の発生した順にしたがって記帳されなければなりません。


しかし、この手形のサイトは、けっして取引きの発生順に一定したものではありませんから、何日何日にはどの手形とどの手形が落ちるのか、またいつ、いくらの手形を決済しなければならないのかという、決済日順の記録が必要となります。


資金のやりくり 6

支払手形の期日が到来した場合にも貸方に記入します。


これによって、銀行別、預金ロ座別の残高がつねに明らかになります。


なお、一般の場合の預金取引の慣例として、現金による預入れ、その銀行宛の手形小切手の預入れは、ただちに引き出すことができます。


しかし、他店小切手や手形は・銀行がその日の入金を一括して、翌朝10時からの手形交換に持ち出して、銀行間の決済がすんだものでないと引ぎ出すことができません。


一般には、同一交換所内の小切手は、翌日の午後にならないと引き出せないものと考えてよいようです。


また、この帳簿には、小切手を振り出すと同時に記帳しますが、銀行のほうでは、実際にその小切手の呈示を受けるまで残高は減りません。


普通はこちらの計算した残高より、銀行の実際残高のほうが多いわけです。

資金のやりくり 5

必要な補助帳簿を拾ってみますと、つぎのようなものをあげることができます。


まず当座預金を中心に、銀行別の残高を計算する補助簿が必要となります。


これには当座預金勘定元帳をはじめ各種の預金勘定元帳が利用されるわけです。


伝票から元帳への転記が毎日行なわれている会社ならいいのですが、一般の中小企業では元帳転記は10日分または1月分がまとめて転記されるところが多いです。


そのため、日常出し入れの頻繁な当座預金などは、銀行別の残高が正確にはわからない場合が多いようです。


このようなところでは、元帳とは別に銀行別の残高帳をつけて、残高をつねに把握していくことが必要だと思われます。


それには、組織的な会計処理とは一応切り離した、銀行別、預金口座別の銀行残高帳というものを設けて、預入れをしたり、借入、割引ができた場合には、そのつどこの帳簿の借方に記入していく。


また、小切手を振り出した場合には、伝票を起こすと同時にこの帳簿の貸方に記入していきます。

資金のやりくり 4

支払手形を振り出す場合には、発生日付別の総勘定元帳だけでなく、決済日順に支払手形記入帳を造って記録していくことが必要です。


こうして会計によって正しく記入し、管理に役立つ記録が行われるよう、十分配慮していく必要があります。


正しい会計帳簿を備えて、正しい会計処理をするために、けっして難しい帳簿を備えなければならないわけではありません。


やはり会社の規模に不釣合いな会計組織をつくって、たくさんの人手と費用をかけることはムダです。


小さな会社で、さほど複雑な取り引きもないのに、帳簿だけを完全に備えて、非常に複雑な処理をして、相当の人手と費用をムダにしながら、これを計数管理だなどと考えているところもあります。


しかし、これは大変な間違いだといえます。


帳簿は会社の実体を明らかにし、必要な数字資料が得られればそれで十分なのであって、それ以上のものは必要ないのです。


近頃は、いろいろと便利な帳簿が研究されています。


たとえば、簡易帳簿とか能率帳簿、あるいは帳簿なしの簿記などいろいろな方法が発表されていますし、また中小企業庁発表の「中小企業簿記要領」なども略式簿記の一種とみることができます。


また、帳簿にしても多桁式の簡単な帳簿もあれば、ワン・ライティングといって、複写式の伝票によって、仕訳の際に数枚の伝票を切ってしまい、その1枚は仕訳伝票として使い、残りは、納品書や請求書、あるいは領収証にも利用したり、また科目別にこの伝票を綴り合わせて元帳の代用にしたりする方法も研究されています。


したがって、あまりたくさんの帳簿を備えたり、教科書通りの複雑な転記などによって、ムダな手数をかけないよう、自分の会社の規模や取引きの特徴にちょうど合うような帳簿様式や勘定組織を工夫して採用する必要があります。


用土と植えかえ

デンドロは以前は素焼き鉢に水苔を使って植えつけていたが、最近はこうした植え方のほかに、杉の表皮を利用して作った植え込み材料を使って、植えつける例も多くなった。

杉の表皮をフレーク状にし、これにパーライトを少し混ぜたもので作ると、よいデンドロが作れる。

植えかえは毎年は行わず、一年おきか二年おきにする。

適期は三~四月ごろ、株のつけ根から新しい根が見え出してきたころだ。

もちろん、鉢はやや小さめを使うのがうまいやり方で、今まで植えていたものよりわずかに大きいぐらいのものに植えつけるのがよい。

株分けも数年に一度は行うが、この時期も植えかえと同じ、春の中ごろとする。石塚孝一氏によると、鉢から株を抜き、すべての用土を取り除いたうえで株を分けるが、あまり細かく分けずに、茎(バルブ)二本で一株にする程度がよい。


資金のやりくり 3

会社の実体や営業活動の歩みを数字によって正しく把握し、それを資金繰りに役立てていくように、いろいろの配慮がされなければなりません。


このような会計のやり方のコツを概説しましょう。


帳簿や会計は、原則として複式簿記の原理にもとついて、取引が発生したならば、伝票を起こしてもれなく仕訳整理します。


この仕訳(しわけ)にもとついて、各種の総勘定元帳(略して元帳とか台帳といっていますが)に記帳していく、さらに必要ある場合には適宜補助簿を作って勘定の内容を明らかにしていくわけです。


この手続は、仕訳によってあらゆる取り引きをもれなく記入し、その記録された取り引きをあますところなく、正確に各勘定元帳に記録して、財産の増減変化を把握していくために必要な処理です。


会計の組織はこの手続を正しくふんでなければなりません。


もちろん装釘式の立派な帳簿を備えなくても、略式の簡易帳簿でも伝票会計でもかまいませんが、ともかく、取り引きはすべて記録し、それを正しく各勘定ごとに整理することが必要です。


また、それと同時に、帳簿を見れば会社の活動のあと、取り引きの実際が、明瞭にしかも一目でわかるようでなければなりません。


そのためにまぎらわしい取り引きや勘定は元帳の記録だけでなしに、必要な補助簿に記録していく必要があります。

資金のやりくり 2

会計上の取引を資金繰りのうえからみるためには、その支払がどのような取引に対する支払であるかを知り、入金はどのような取引からくる入金であるかを正しく理解する必要があります。


そのためには、資金の源泉や使途を知ると同時に、そのような資金の動きを総合的な観点から把握する必要があります。


貸借対照表は、負債・資本の部として「金」がその調達源泉別に示されていて、資産の部としてそれが「物」として運用されている姿が形態別に表示されているものです。


この表をみると、資金的な安全のためには、金はなるべく自己資本の多いほうがいいことがわかります。


大木一雄さんによれば、貸借対象表は、みかたによっては、会社の資金の調達資源と、その運用の現状を示したものですから、分析によって、資金繰りのうえからよく判断していく知識が必要だといえます。


資金繰りは、会計係が簿記によって作った資料をもとにして行なうものです。


正しい、合理的な資金繰りをやっていくためには、会計処理が正しく行なわれ、資金繰りに必要な資料が会計の帳簿に正しく記帳され、会計係から正確な報告が迅速に提出されるような仕組みができなければなりません。


資金のやりくり

対応する収益から費用を差し引いて残りがあれば、それが「利益」となります。


逆に赤字となれば「損失」となるわけです。


けっして、売上が発生したときにもうかるのでもなければ、回収して現金が入金になったときにもうかるのでもないのであります。


大木一雄さんによれば、たとえ収益が発生して収入が確定しても、入金とならない場合もあれば、入金になっても、収益の発生しない場合もあります。


同様に、たとえ費用が発生し支出が確定しても、支払の生じない場合もあれば、逆に仕入、原材料の購入のように支払が行なわれても費用とならない場合もあります。


それなのに、損益計算はこの収益から費用を差し引いた残りを計算するものですから、回収の期間のズレだけでなく、このような会計の仕組みのうえの特徴からも、「勘定合って銭足らず」という現象が起こってくるわけです。


さらにそのうえにたくさんの損益と関係のない入金と支払があります。


たとえば、銀行から金を借りるという入金は、この損益と関係のない入金の典型的なものです。


また、設備に金をかける、手形を落とすなどという支払も、費用とは全然関係ありません。


この辺の会計知識を十分頭に入れた資金繰りを行なう必要があります。

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