溶かされた100円銀貨のお話
値上がりを見込んで、投資のために金や銀を買う人はたくさんいます。
円高のため、このところ金や銀は安値になっているので、今がお買い得とばかり、主婦が貴金属店に走ったりする光景も珍しくなくなりました。
・・・ところで、投資家の間で今も語り草になっているのが、1979~80年にかけての金、銀の高騰ぶり。
とくに銀相場は、アメリカのハント兄弟が100億ドルを投入して、世界の流通量の3分の2を買い占めたため、1グラム367円というバカ高値をつけるまでにいたりました。
・・・こういうときには、便乗してひと儲けしようとするけしからぬ輩が暗躍するもので、このときも案の定あらわれました。
しかも、その手ロが前代未聞。
彼らが注目したのは、銀を60パーセント含む100円硬貨。
現在、主に出まわっている100円は白銅貨ですから、その前に出まわっていた「鳳鳳」と「稲穂」の100円硬貨です。