茨城にいってきなよ
~茨城県笠間市笠間~
笠間日動美術館には、二千点に及ぶという収蔵品があるが、ユニークなコレクションはやはり、明治から現代に至る洋画家たちの愛用したパレットの絵と自画像だろう。
西館2階の展示室に入ると、学校の図画の展覧会のようにずらっと整然と展示されている画家たちの愛用したパレット。
約二百二十点ある。
くぬぎ、マホガニーなどの木材やガラス、大理石などで作られたパレット、形も楕円形、長方形とさまざま、そこに塗りつけられた絵具は本当に色々。
絵が描いてあるものないもの、東郷青児のパレットには甘い色のトーンで女性が、安井曽太郎のそれは絵具が色の明度順に並んでいる。
画家たちは、このパレットを手に持ってどんなふうにキャンバスに描いていったのか、想像するだけで楽しい。